期待と失望の先


こんにちは!「心体脳バランス調整センター」原裕子です。昨年秋に作った備前焼が届きました!年末には届いていたんですが、帰省するタイミングで見れず。京都に戻った私は自分へのお年賀気分でうきうきしながら開けました。そこまではいい。「…なんか黒っ。」作った時の楽しさを思って、できあがりへの期待値が過ぎたのかな。第一印象はそのぼてーんとした黒さが、うつわというより土の塊の域を出ない半端もののように見えて「うーん(゚-゚)まぁ、高校の時に作った鈍器のような花瓶のことを思えば、進化してるか!」と、使う前から謎の慰め。帰宅して、まずは洗ってからと水に通したら、そこでまたコイツは裏切ってくる。黒いだけだと思っていたのが、水を吸うと艶や赤みや、作った私の手の跡が見れる。ちょっと待って、表情が違うじゃないか。何だかうれしくなったと同時に、「作ったお前すら知らなかっただろう?使いもしない内から何を言ってる。やってみなければ分からないだろう。まぁお前が何を思おうが、私は私だけどね。」と言われてるようで。そうだね。何を勝手に期待したり落胆したり。ごめんよ、うつわ。まだ使い始めですが、これから色んな物を盛ってみよう。果物、煮物、炒め物…醤油や油。ありとあらゆる経験をしてみよう。今日はカボチャの煮物を盛ってみた。そういえばうつわも一緒に見ながら食べると満足感が大きい気がする。さすが私のうつわだな!(盛大な手のひら返し)「どの口が言うんだ。」と呆れられそうですが、目の前のものは自分の投影。それは一体どう見えてる?向き合うことは、自分を楽しむことに繋がると思います。「私のうつわ」が今後どんな姿に変わっていくのか。期待も失望も無しに経験と変化を楽しんでいけたらいいなぁ。今日もハッピーバランス♪